紅茶と水の関係を教えます!紅茶をおいしく入れたい時は硬水がいいって本当?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

日本に住んでいる私たちは、当たり前のように軟水で紅茶を入れていると思いますが、ちょっと待ってください。

 

アッサムやダージリンの産地であるインド。

セイロンとして名高いスリランカ。(※セイロンティーはスリランカ産の紅茶の総称)

そして紅茶文化の本場イギリス。

 

これらの地域の水って一般的には硬水です。

 

もしかして普段私たちが飲んでいる紅茶って本場のそれとはまったく別物なのでは…?

軟水と硬水ではいったいどれほど味や成分に違いが表れるのでしょうか?

 

本記事では、硬水で入れた紅茶の特徴について解説いたします。

 

0. まずは美味しい紅茶の入れ方から

まずは、美味しい紅茶の入れ方についておさらいしましょう。

日本紅茶協会のHPに紅茶の入れ方がばっちり掲載されていましたので、こちらをご紹介します!

 

リーフティーのおいしい入れ方

  1. やかんに汲みたての水を入れて、火にかけ沸騰させます。5円玉くらいの泡がボコボコ出ている状態が目安です。
  2. 紅茶をいれる前に、まずポットとカップにお湯を注ぎ、全体を温めておきましょう。
  3. 温めたポットに、ティースプーン1杯(2~3g)を1人分として、人数分の茶葉を入れます。細かい茶葉は中盛、大きい茶葉は大盛にするのが目安です。
  4. 沸騰したてのお湯を人数分注ぎ、すぐにフタをして蒸らして下さい。この時、沸騰したお湯を勢いよく注ぐのがコツ。(1杯分150~160mlが目安)
  5. 蒸らす時間は、細かい茶葉は2分半~3分、大きい茶葉は3~4分が目安です。(ミルクティーのときは、やや長めに)その間ポットにティーコジーやティーマットを使うとさらに保温効果が上がります。おいしい紅茶をいれるには、温度を下げないことがポイント。
  6. ポットの中を、スプーンで軽くひとまぜ。
  7. 茶こしで茶ガラをこしながら、濃さが均一になるようにまわし注ぎしましょう。”ベスト・ドロップ”と呼ばれる最後の一滴まで注いでください。

【参考】 紅茶の入れ方|日本紅茶協会

 

1. 紅茶と水の関係

1-1. 軟水と硬水

紅茶に限らず、どんな飲み物でも原料となる水の影響力はとても大きいものです。

紅茶においても、どんな水を使うかは、茶葉と同じくらいに重要です。

 

水は大きく、ミネラル含有量の多い硬水と少ない軟水に分けられます。

そして、概ねヨーロッパやユーラシア大陸は硬水、日本は軟水の地域です。

同じ茶葉を使ってもその土地の水によって風味が変わってくるのです。

 

軟水、硬水については下図を参考にしてみてください。

 

WHO(世界保健機関)の基準

 

hardness-WHO

硬度の計算式=カルシウム(mg/L)×2.5+マグネシウム(mg/L)×4.1

【参考】 Hardness in Drinking-water|WHO

 

では、この硬度によって紅茶がどう変わっていくのか詳しく述べていきます!

 

1-1-1. 成分

紅茶に含まれるタンニンはカルシウムと結合し、変化します。

カルシウムは硬水に多く含まれていますので、硬水で入れた紅茶はこの反応の影響をより受けやすいのです。

逆に、軟水で入れた紅茶は、水に影響を受けずに茶葉本来のキャラクターが立ちやすいと言えるでしょう。

 

1-1-2. 色

カルシウムと結合したタンニンは、水の色を濃くします。

重厚な濃い色が好みならば硬水、薄く明るい色が好みならば軟水で入れるのがおすすめです。

 

1-1-3. 味

お茶の渋味の主要素はタンニンです。

硬水で入れた紅茶は、カルシウムがタンニンと結合するため、渋味がマイルドになり、軟水ではその渋味が残ります。

紅茶の渋味が苦手な方は硬水で入れるのがおすすめです。

 

1-1-4. 香り

香りについても味と同様に、マイルドなのが硬水、強く残るのが軟水です。

紅茶の華やかな香りを楽しみたいのであれば軟水で入れるのがおすすめです。

 

1-1-5. 茶葉の量

使う茶葉の量はどれぐらいがいいのでしょうか?

実はこれも硬水と軟水で変わってきます。

 

イギリスに古くからある表現で、「One for me, One for pot」という言い回しがあります。

これは「(ティースプーンで)1杯(の茶葉)は自分用、もう1杯はポット用」という意味で、つまり人数+1杯の茶葉が適量ということです。

 

ただし、イギリスの水は基本的に硬水です。

軟水がメインの日本では、この量だと渋みや苦みが強くなりすぎる傾向があるそうです。

 

最初は山盛り1杯だけで試し、好みに合わせて微調整するのがベストなようです。

 

【参考】 水|紅茶の教科書(P160-161)
【参考】 茶葉|紅茶の教科書(P162-163)

 

1-2. ミネラルウォーターと水道水 ~紅茶にベストな水を手に入れる方法~

紅茶を美味しく入れるためには、ミネラルウォーターと水道水どちらが向いているのでしょうか?

一般的にはミネラルウォーターの方が塩素などが入っていない分、より美味しく入れられると思われがちかもしれませんね。

 

しかしながら本当に美味しい紅茶を入れたいのであれば、こだわるべきポイントは「水に酸素を含ませること」です。

水に酸素が含まれていることが、ジャンピングを成功させる条件の一つなのです。

 

ジャンピングとは

 

ジャンピングとは、ある条件が整ったときにティーポット内で起こる、茶葉の上下運動のことです。

これによって、小さな茶葉の一片一片がまんべんなくお湯に混ざり、味、水色、香りとも文句なしの紅茶が抽出されます。

 

【参考】 ジャンピングとは|磯淵猛の紅茶の世界 紅茶専門店ディンブラオンラインショップ

 

では次に、ミネラルウォーターの場合と水道水の場合で、水に酸素を含ませる方法をご紹介いたします。

 

1-2-1. ミネラルウォーターの場合

ペットボトルのミネラルウォ-ターを利用する場合、開封直後のミネラルウォーターには酸素がほとんど含まれていませんので、ペットボトルをよく振って空気に触れさせてください。

 

1-2-2. 水道水の場合

水道水を利用する場合、なるべく多くの酸素を含ませられるよう、蛇口から勢いよく水を出してください。

また、やかんやポットなどに汲み置いた水はどんどん酸素が抜けていきます。

5時間以上経った水は紅茶には使わない方が良いそうです。

 

【参考】 水|紅茶の教科書(P160-161)

 

2. 軟水に合う紅茶、硬水に合う紅茶

0章で紹介した日本紅茶協会のHPでは、軟水がおすすめされています。

とはいえ、紅茶の本場のイギリスでは硬水がおすすめされているではと思いませんか?

ところがその本場でも軟水推しだったのです!

 

2003年6月24日に英国王立化学協会が発表した「How to make a Perfect Cup of Tea(1杯の完璧な紅茶の入れ方)」でも用意する材料に軟水と書かれているのです。

 

【参考】 英国王立化学協会による一杯の完璧な紅茶の入れ方|紅茶の教科書(P98-99)

 

2-1. 軟水に合う紅茶

実は、イギリスでもロンドンなどの南部は硬水の地域ですが、スコットランドなどの北部は軟水の地域なのです。

それゆえ、軟水用にブレンドされた紅茶が「スコティッシュ・ブレンド」なんて呼ばれています。

 

 

【参考】 Amazon.co.jp

 

2-2. 硬水に合う紅茶

他方で、テイラーズ・オブ・ハロゲイト社のブランド「ヨークシャー・ティー」にはなんと硬水用のブレンドもあります。

硬水で紅茶を入れる文化もきちんとあるのです。

 

 

【参考】 Amazon.co.jp
【参考】 朝日新聞

 

3. まとめ

硬水で入れた紅茶と軟水で入れた紅茶。

どちらが自分の好みに合いそうか想像できましたでしょうか?

 

紅茶は嗜好品ですので飲む人の好みによって好きな方を選ぶのがベストですよ。

ぜひ自分を信じてベストな組み合わせを探してみてください!

 

【参考文献】 紅茶の教科書|新星出版社 2012年4月

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

プレミアムウォーターなら
「安全でおいしい水」が毎日飲めます

生活する上で欠かすことが出来ない「水」

それもそのはず、私たちの体の半分以上は水分で出来ています。


近年では、ミネラルウォーターの消費量の増大や家庭用浄水器の普及が進むなど、飲用に「安全でおいしい水」を求める社会的関心が高まっています。


プレミアムウォーターなら

・残留塩素や有害物質を含まない天然水なので、赤ちゃんの粉ミルク にも安心して使えます

・「世界が認めた品質と美味しさ」5年連続モンドセレクション を受賞

・500mlのペットボトルを1ヶ月毎日買い続けるより1,080円 もお得に飲むことが出来ます

・あなたのライフスタイルに合わせて、スマホでカンタン に配送日の確認・変更が出来ます



この機会にぜひ、あなたの家族・子供のために今から出来る「水の安全性」を考えてみませんか?


もっと詳しくみる 

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

飲むならおいしいお水がいい!
【期間限定】お得なキャンペーン実施中